おはようございます。
来月設立予定の與那嶺恵理の会社「マスタードシード」では、プレスリリースにおいてお知らせした通り、女性アスリートへの助成金を若干ですが出していく予定です。
その助成金につきまして、早速お問い合わせを頂きましたので、あくまでも予定ではありますが、その大まかな内容をお知らせ致します。
社内での議論の結果、競技成績が良いのは当然の前提として、それ以外に優れた知性やビジネスマインドを持っていることを重視した基準となりました。
なお、以下はあくまでも現時点での予稿ですので、応募を検討しておられる方は、正式発表まで今しばらくお待ち下さい。
【申請資格】
- 国籍は問わない。
- 少なくとも1つの競技団体(National Foundationまたは国際団体。オリンピック競技であるかどうかは問わないが、著名な国際大会が存在していること)において、女性としての競技参加資格を保持していること。出生時に登録された性別、染色体の内容は不問とする。
- 国籍を持っている国におけるNational Championshipまたは著名な国際大会3位以内の入賞経験があること。これはジュニアカテゴリであっても構わない。
- 18歳以上であれば個人ウェブサイト、個人ブログ、Facebook、Instagram、Twitterのうち少なくとも二つにおいて半年以上の運営実績があり、なおかつ月間で5回以上の投稿、直近半年間の通算で任意の2メディア合算で35回以上のアップデート実績があること。使用言語は問わない。友人限定公開は上記に算入してはならない。
- 大学在学または大卒の場合、所属大学のGPAスコアにおいて上位40%に入っていること。GPAを算出していない大学の場合は成績表による審査とする。また大卒の場合は卒業論文またはそれに相当する学術論文(雑誌掲載論文、未発表論文いずれも可)の質も審査対象とする。
- これまでドーピングをしていないこと。なお支給決定の場合も契約書に、その時期によらずドーピングをした場合には全額返還を求める条項が入ります。
【申請書類および資料】
以下を日本語または英語で作成し提出すること。書き方についてのアドバイスが必要な場合はマスタードシードに問い合わせることを推奨する。
- 資金運用計画書(支給された資金をいかに活用するか、その結果どのような好ましい影響を社会に与えうるかを説明するもの。資金は遠征費や用具代以外の使用も認める。書式自由)
- 履歴書(書式自由)
- 自身の選手としての魅力を説明する自作の資料(文章、パワーポイント、動画、アプリなど形式自由。他人の協力を得て制作しても構わない)。
- 自身が取り組んでいる競技科目の現状、課題、今後の展望について分析したレポート(日本語8000字以上または英語2500words以上)。
【支給金額】
1名1年あたり100万円を上限とし、資金運用計画書の審査によって決定する。
【審査】
- 書類審査を通過した者はskypeによる面接を行う。
- 審査はマスタードシード社員の他、数名のビジネスパーソンにも協力を依頼して行う。
- 申請書類についての所見は、採用不採用を問わず丁寧かつ誠実に本人に開示する。
- 審査は随時行い、一度審査に落ちた者であっても再応募可能である。
- GPAや卒論のレベルが低い者であっても、卒業後の努力により優れた知性と教養を身につけたことが確認出来るならば、支給対象となりうる。