今日もハードなステージ。
127km 2800mUP
スタート前のミーティングでは、私ももちろん、
チームメイトもみんな結構疲れているのを感じました。
序盤は、自分たちから動かなくてもいいけど
アタックがあればフォローすること。
私の総合順位を上げることを目標に
みんなでレース中はコミュニケーションをとって
助け合ってということでした。
そして、ラスト20kmでゴール地点含めて2つの山岳があるので
ゴール前の山岳でアタックできたらトライして、
とスタート前にチームマネージャーから言われました。
今日のコースプロフィールは、
スタートして6kmでスプリントポイント、
そのまま上り始めて、15km地点で一つ目の山岳ポイント。
もうね、みんな疲れてないんですか？
と聞きたくなるくらい、スタート直後から
アタックが絶え間なくかかり、集団が伸ばされます。
スプリントポイントを通過して、
山岳ポイントに向けて上りに入ったころには
まだ110kmも残っているのにという疲労感。
落ち着いて、上っていくのかと思いきや、
アタックが前でかかり、
集団がまた引き伸ばされます。
すでにここで集団から1人また1人とちぎれ、
4人の逃げが形成されました。
この逃げは集団が容認したのではなく、
全くスピードに対応できず、歯が立ちませんでした。
この逃げをみんな必死に追ったので
私がいた追走グループも約15人ほどしか残れませんでした。
つまり、スタート15kmで
逃げ集団4人、追走グループ15人
その後ろのグループ(私のチームメイト全員を含む)約10人
ということになりました。
私の追走集団は、
前の逃げにチームメイトを送った選手が半分ほどでしたので
なかなかまとまって追おうという感じにならないまま、
2分ほどの差が開いたままレースが進みました。
私のチームメイト全員がいる後ろの集団が追いついて来た方が、
私たちのチームにとってはベターなので
私は集団で待機しながらみんなが来るのを待ちます。
約40km地点でチームメイトを含む集団が合流し、
前の逃げを私たちのチームが追い始めました。
この時点で私たちの追走グループは、20人ちょっと。
このレースでわかったのですが、
私のチームメイト、下りがみんな鬼のように速く、
合流直後の長い下りで集団の2/3ほどをちぎってしまい、
私もちぎられてしまい、迎えに来てもらうという大失態。。。
その後は、チームメイトの真後ろについて、
下りきって、その時点で少しタイム差は縮まり、約1分ほどに。
ただみんなも私たちと同じくらい疲れていて、
なかなか一緒に協調して仕事してくれる他のチームがいません。
それでもチームメイトのアナベルとシャーロットが
他のチームと交代しながら、ペースを作って前を追いました。
そして、逃げが見えるところまで来て、約40秒差。
しかし。。。
タイム差が縮まったのを見計らったかのように、
前の逃げグループでアタックがかかったようで、
みるみるうちに縮めたタイム差が1分、2分、3分….と
広がっていきました。
私たちがいきなりめちゃくちゃペースダウンしたわけでもなく、
私も結構消耗してるのを感じていましたし、
みんなの息使いや表情からも
決して楽なペースではなかったはずです。(※当社比)
それでも諦めずに率先して、
ペースを落とさないように集団を牽引してくれたチームメイト。
本当に毎日ありがとうございます。
ここまで来たら、みんな逃げは捕まえるのは無理だとわかるので
この追走グループで順位を狙う方向にスイッチです。
私も総合順位を落とさないように、
何がなんでもタイム差が拮抗している選手と
最低でもタイム差なしでゴールすることがミッションです。
もう、なにがなんでもでした。
自分でもよくわからないまま
気力でゴールまで向かっただけでした。
今日はステージ８位
結局、127kmのレース中、
逃げ切った選手たちと走ったのは
最初の約12km。
色々な意味で
次元の違いを見せつけられています。
さて、明日はタイムトライアル。
約7kmと短いですが、
集中して走ってきます！！
UCI2.2 France Tour de l’Ardeche 7Days
Stage4 8th 4h16m03s
FLORAC – Station de ski du Mont Lozère (126,7 Km)
GC 5th 14h11m17s +5m54s