stage５位
96km 2800mUP Mont Ventoux 頂上ゴール。
今日は死の山に登る。
レース序盤 スタートから約15kmほどでできた逃げ集団。
有力チームがのっていたので
逃げが容認され、ラスト20kmの上りに向けて誰も動きたくないので
みるみるうちにタイム差がついて、
70km地点あたりで6分半ほどのタイム差。
とにかくタイム差が頻繁に表示されないので、
全く前との距離がわかりませんでした。
私のいたメイン集団は、
逃げを容認したあとは、まったりレースが進みました。
上りに向けて、みんな力を貯めているようでした。
そして、上り手前から逃げに乗せることのできなかったチームが
ペースを作り始めます。
上りは、約20km。
20kmの平均勾配が7%以上。
今日は、チームでエースを任されました。
そしてチームメイトに応えられるように
ベストを尽くしました。
上り口から上れる選手がペースを作り、
集団が伸び続け、また1人また1人とドロップしていきます。
私はとにかく総合を狙えるように最後まで残ることが必要です。
また、純粋なクライマーでもないので、
自分から動くことはメリットがありません。
ペースが上がれば付いていき、アタックがあればフォローする、
そうするうちに先頭は3人になっていました。
そこからは、レース序盤から逃げていた選手を
1人また1人とキャッチアップしていきました。
3人でペースを落とさないように、
後ろから追ってくる集団に捕まらないようにと
一定のペースを刻みました。
ツールドフランスでも使われる有名なコースだけあって、
頂上までのキロ表示と斜度表示が1kmおきに出てくるのですが、
まだあと何キロもあるのか、と気が遠くなるだけでした。
結構なペースで上っていたのですが、
逃げグループから全員を千切り、
1人抜け出した選手が全く見えてきません。
というより全くタイムも縮まらないまま、ラスト3km。
後ろから私たちを追って来た3人の追走と一緒になり、
そのままゴールへ。
今のコンディションだとズブズブのスプリント。
そして5位。。。
レース後にチームマネージャーに
なんでアタックしなかったんだ？
って聞かれたけど、もうね、そんな脚残ってないです。
誰も動けないまま、というより
こういう状況ではみんなから、誰も動かないでくれ！
という心の叫びが聞こえます。
力尽きて、最後のスプリント。6人中4位。
1人で逃げ切った選手が優勝したのでステージ5位。
深くは書きません。
エースとして。
上り口までボトルをくれたり、
私が前に連れてくからとサポートをしてくれた
チームメイトのおかげでの5位でもあります。
本当にありがとう。
深く感謝します
そして、まだレースは折り返していません！
総合順位を上げられるように、
トライしていきます！！
5th 3h45m03s
ISLE-SUR-LA-SORGUE-BEDOIN Sommet du Mont Ventoux
(94,9 km)
GC 5th 9h55m14s +4m04s