2017/2/26、 ”Omloop Van Het Hageland”を無事に完走。51位 / +1:06。
無事に。。。
クラシックレース、
はい。皆様ご存知の通り、
「ただの」ワンデイレースではありませんでした。
まあ予想通り、やばい。の一言です。
とにかく、チーム内の仕事をすること。
落車しない、ちぎれない。と言い聞かせてスタート。
クラシック系の選手が仕上げてきていて、
トップ選手は常にコンディション最強なことは、わかっています。
正直、初レースからチームの仕事もできず
お話にならなかったらどうしよう。と不安でした。
スタートして、この密集度とこのスピード、
速攻落車で道が塞がれ、集団バラバラ、一列棒状。。。
ああ、ロードレースという戦場に帰ってきたんだなあ。
と思ったのも束の間。
今日のチームオーダーは、
エーススプリンターのRoxyをTake care すること。
そう、自分の居やすい位置でひらひらして、
危ないとこだけサッと前で位置取りして、
なんてことはできないのです。
集団が落ち着いたら、さっとRoxyのところに行って、
Are you OK?? とこまめに聞いて、
前に行ってと言えば、一緒に行って。
常に近くで何かあった時のためにフォローできる位置に。
約4か月ぶりのロードレースだったので、
位置取りに関して相当不安だったのですが、
まあ下手なりに悪くなく、できたかなと。
そして、約50㎞地点の700m上りのパヴェ区間。
本物のパヴェは、全く前に進みませんでした。。。
ここで一回目の中切れ。
パヴェに入る前の位置取りも悪かったのですが、
とにかく進まない。
こんなところで切れるわけにいかないので、
必死に集団復帰。
ああ、クラシックの洗礼を受けてる自分。。。
と思いながらもまた集団に戻ったら
Roxyの近くでボトルは大丈夫？とか聞いて。
そしたらまさかの有力チームの逃げができたから、
エリとアージニーとシャーロットで前に行って追え！という指示が。
まじかよ。と思いながらも、
これもしっかり仕事して。
（※この後同じ展開がもう一回。。。
最初から逃げには誰か乗るってことにしとけば、こういうことになる確率下がるのに。次のレースは、そう提案しようと思います。）
そして、コースに設定されている上りは1kmもなく、
アウターで上れる斜度なので、
パワーのある選手もガンガン上っていきます。
しかもKOMが設定されてるので、もういつちぎれてもおかしくない状態の私。
（いや、待てよ。今の私が弱すぎるんだ、そう思いたい。。。）
上りで集団後方に落ちて、
そのあとの横風の平坦であり得ないスピードとパワーで進むプロトンに
チキチキでここでも一列棒状、中切れ多発。
もう、パワーがなくて、いたいところに居れないんです。
はい。普通に平坦で、付き位置の私が350wとかだったので、
あ、これはそもそも、私が走れるレースではない。
そうだ、そうなんだ。でも、走るんだ！と言い聞かせて。
そして、最後までしっかりRoxyの無事を見届けて
ラスト5㎞の上りのピークで、ちぎれました。
Roxyは、無事に6位！ホッとしました。
レース後もGood Jobって言ってくれて、
さらにホッとしました。
長いシーズンの始まりで、いきなりこれですか・・・
と言いたいところですが、そういう場所でした。
いやあ、本当にあり得ない負荷で
良いように捉えると、最強のトレーニングでした。。。
あと、ひとつわかったことは、
当たり前ですが、
この系統のレースは、何レースもこなして、
力の出し入れや貯めるポイントに
慣れないと戦えないなと痛感しました。
何が足りないかというと、
「力の出し入れ」それもめちゃくちゃ高いパワーの。
これは今日明日でどうすることもできないので、
今年は、コツコツ、身体改造計画も進行しています！
さて、できたこととできなかったことを反省して、
次！！！
3月1日（水）
GP Samyn
全てを力に変えて
與那嶺恵理は進みます！
追記
Cyclowiredさんで、レースの記事を掲載していただいています。ぜひご覧ください。
http://www.cyclowired.jp/news/node/224989