Emakumeen Bira – Stage1

EmakumeenBira Stage1 13th

5日間のステージレースが始まりました。
なんと初日は、50kmというなんとも短いレース。

昨日のレースでお疲れの私にはちょうど良かったです。

50kmとは言えポイントがあって、
33km地点で「なんでわざわざここを通すの?」というような
とても細い登り道。

この地点でレースが決まるので
それより手前では位置取り以外では、
スプリントポイントで集団が伸びただけで何も起こりません。
そして何故かわからないですが、
かなりの確率で女子レースって「逃げ」もできないのです。

まだまだ調子の上がらない私は、
集団内で乗ってるだけで正直精一杯。。。

でもきっと良くなる、きっと良くなると
信じて走るしかないので、とにかく走ります。

33km地点手前で予想通り始まった激しい位置取り。
チームメイトと一緒にいて、エースのシャラを良い位置にキープさせます。
もちろん自分はとにかく安全に。
本当にこの時の集団は密集度と当たりがすごいのです。
シャラは前の方でポジションをキープ出来、私も普通の位置、
ここからの登りでセレクションが始まります。

この後のめちゃくちゃ狭い入り口を通り、
登りの斜度がめちゃくちゃキツくなるまでは、焦らず待機。
千切れてしまうことはわかってたので5番手くらいで登りに入りました。

最終的なセレクションでピーク手前の先頭10人くらいからは
ドロップしてしまったものの、その次のグループで下りに入れたので
下りきってすぐに前にジョインできました。

残りあと10kmほどは大きな道で一直線。
上りも距離が短かったので各チームスプリンターが残っている状況でした。
そして、私たちのチームは私を含めて先頭集団に3人。
みんなスプリンターじゃありません。。。

この状況で、アタックがあれば反応するべきですが
わざわざ自分からアタックする必要性を私は感じられませんでした。
みんな集団スプリントを期待しているし、こんな簡単な広い道で
アタックが決まるほど私は脚がないですし
私以外の誰かがしても同じことでしょう。
案の定、アタックする選手はいるものの
出てはすぐ吸収されるが続きます。

カウンターでアタックしても同じことです。
私は、エースのシャラをトップとタイム差なしで
少しでも前でゴールさせる方がベターだと判断しました。
アタックはせずに常に近くにいて、ラストのスプリンターを
要するチームの動きを見ながらシャラを誘導しました。
完璧なトレインを組むオリカの番手に位置どりして、
横からも誰にも入られないようにして、
なかなか悪くないい位置で、フラムルージュ(ラスト1km)を過ぎスプリントが始まりました。
で、振り返るとシャラがいない。。。
というわけでなぜか私がチーム最高位の13位
という微妙な結果になってしまいました。。。

 

ステージは、あと4日続きます。
そして、2日目は朝から土砂降り。
スタートする頃には、少しでも雨が弱くなってるのを願って
今日も元気に行ってきます!!

全てを力に変えて
與那嶺恵理は進みます!

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