Van Vleuten wins Durango-Durango 5/16

さてさて2週間ぶりのレースです。
天気悪い、寒い、道狭い、上り少なめ斜度高め、
そんな、【春のクラシック】のシーズンを終えて、
季節も夏に向かってのレースシーズンが始まりました。

その初戦、私たちのチームは、
スペインの北部 バスク地方で開催されるレースへ来ています。
ワンデーのレースと、5日間のステージレース、
昨日はまずはワンデーレースを走ってきました。

スペインまでは陸路で。
北部なので近いと言えども、他の選手のピックアップなどもあって、結局8時間くらいのドライブ。
スペインに着いた頃には、私のいるフランスとは打って変わって
暖かいというよりむしろ暑いという30度近いいいお天気でした。

周回コースということもあって、
前日はみんなでコース試走をしてレースに備えました。

最後の20kmからの2本の上りが結構タフで、
斜度も上りの距離も正直クラシック以上でした。。。

そして、レース当日。
今回は、多くのトップチームは同時期に開催されている
ワールドツアーの ”Tour of California” に行っているため、強いチームはオリカだけでした。
私たちはとにかくエースのシャラを勝たせるために、
オリカだけをウォッチして動け、ということでしたが、
今回私たちは出場選手が4名でオリカは6人。

オリカは、明らかに頭2つ分くらい他チームより強いので、
危なくない逃げはサッと容認するものの
それを追うための上りでのペースアップは結構半端ないスピードで、
普通についていくことしか出来ないぞ。。。
と、自分の上りの身体の重さを感じつつ最後の大事な上りセクションへ。

そこに入った途端に
もちろん予想はしてましたが
オリカが一気にペースアップして集団をセレクション。
位置どりは悪くなかったので、最初の方はズルズル下がりながらもついていく。
上りの中盤でアタックできたらしろというところで、耐えられずにドロップ。
残りの上りを千切れた集団でこなしました。
2つ目の20%が2kmほど続く上りに入って一気に脚も身体も止まってしまい、
初めてレース中に辞めようかと思ってしまいました。

びっくりするくらい走れなかった自分に
正直とてもびっくりして、ちょっとショックでした。。。
アルデンヌよりも他のクラシックレースよりも
レースも身体もキツくて、
なんだか自分の身体じゃないみたいでした。

何が問題だったんだろう?
暑さかな?体重かな?トレーニングもっとしないといけないのかな?
考えるとキリがないのですが、
レースは、相手と競って勝つか負けるか。
自分がコンディションをあげれていたとしても、相手が周りがもっとあげてたら、相対的に走れなくなります。

こんな日もあるよなあ。
って、前に進むことしかできないんですよね。
良い走りができてもできなくても、
また今日もレースがやってくるのです。

今日からは5日間のステージレース。
この5日間でだんだんコンディション上げていければいいなあと肩の力を抜いて
走ろうと思います。
全てを力に変えて
與那嶺恵理は進みます!

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