OVO Energy The Women’s Tour / Stage2

OVO Energy The Women’s Tour
Stage1 63th / +1:59
Stage2 33th / +0:32
さてさて。
Women’s Tour という
ワールドツアーのステージレースのため
イギリスに来ています。

今日は2日目。
スタートから降ったり止んだりの
ザ・イギリスなお天気でした。
そして、昨日に引き続き
今日もニュートラル区間を含めると
150km超えのタフなステージ。
とにかく、平坦がないイギリスの道。
そして街を通る時以外は、森の中か生け垣に囲まれた道を通るので、
ずーっと同じところを走ってるような感覚です。(※当社比)
そして、下って上って曲がって
常にジェットコースターみたいなコースです。

ぜひ、皆さんにも走ってもらいです!
死ぬほどキツくて、命がいくつあっても足りないくらい怖いです。(これも※当社比)

実は昨日は、もうどうしよう….というくらい走れず
今日は2日目!
気を取り直して!ということで、
今日はしっかりレースを走れてホッとしました。

ワールドツアーのステージレース、本当にめちゃくちゃ速いんです。
道の狭さや難しさもありますが、
全くぼーっとしてられないのです。
2日目ということで、
昨日、1分半以上も差を付けて逃げた、
カシアという選手のチームWM3がコントロールするのですが、
全く逃げが許してくれません。

延々、伸びては縮みで
もちろん後ろにいてもきついですが、
前にいてもきついです。
私も決まりそうな逃げに乗ってみたりしてみますが、伸びるだけ。
やっと決まった逃げは1人。
それも吸収されて、
いつの間にか100kmも走って、上りに突入。
ここでセレクションがかけられて
先頭の15名くらいには残れず、なんとかチームメイトのオードとセカンドグループに。
ここでもちぎれそうになるも、
頭の中でYou can do it!!! って唱えながら、ピークを通過。
前のグループと同じくらいの人数で、みんな前をキャッチしたいのと、見える位置だったので、
それほど力を使わずに戻れました。

戻った時には、3人の結構良い逃げが決まっていたようで、
ここはリーダーグループのWM3のお仕事です。
いやーVos先生の仕事、半端なかったです。
逃げを追う集団は一気に一列棒状で、
後ろにいても普通にきついし、すぐ逃げをキャッチしちゃいました。
さすが!やっぱりすごいなあと思いながら、
この日2つ目のKOMの上り。
距離は短いものの、ラスト1kmの斜度が半端なかったです。。
ここでもなんとかセカンドグループにはオードと残って、
そのあとは、同じ展開で追いついて。

そこで、残りあと20km。
約30人くらいの集団。
私たちは、シャラとオードと私の3人。

シャラは、GC狙いだし、
オードは、この中で1番スプリントと位置どりがうまいから。

はい、エリ!アタックしろ!
ってなりますよね。
そう、そんなあと3日あるから体力温存。。。なんてできないのが、ロードレースのチームワーク。

もうこうなったら、逃げなんて許してくれないけども、
逃げが決まるように、アタックとアタックのフォローです。

ラスト10kmをきって、先頭集団が全てひとつになって、緩んだ瞬間を見計らってアタック!
スピードに乗せて、振り返ったら、
なんとVos先生が私の後ろで、しっかりチェック。。。
チェックしてただけなので、これは決まらず。

で、ここからボーエルとキャニオンのアタックにバンバン反応して、
まあ決まらず。。。
その後の金メダリストのアナとVos先生のアタックにも反応するも、力尽き。
そんな簡単に決まったら、みんなアタックするよ!って内心思いながら、トライし続けることに意味があるのです。
でも、チームのオーダーをしっかり仕事するっていうのが今の私にはすごく大事で。
あとは、150kmのレース最終盤でこうやって動けるっていうのがすごい面白くて。

結局、ラスト1kmのゴールまでのパワークライムで力尽きて、ちぎれて集団ではゴールできなかったのですが。
一緒にゴールしたオードとシャラには、グッジョブって言ってもらえて、
オードは、バンチスプリントで10位!
いやーすごい!と私は思うんだけどなあ。

というわけで、雨の中のハードなコースを
無事にトラブルなくゴールできたのと、
しっかりレースをプレイできたことに
ホッとした2日目でした。

あと3ステージ!
日本まであと3日!

全てを力に変えて
與那嶺恵理は進みます!

Cyclistさんに、レースのレポートが掲載されています。こちらも合わせてどうぞ!
http://cyclist.sanspo.com/339070

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