#GiroRosa Stage3 100km

#GiroRosa Stage3 100km
Result : Stage 67th +0’00 / GC 19th +3’49

今日も無事にゴールでした！

さてさて、今日は、集団スプリントが予想されるステージ。
ということで、私たちはフランスのロキシーで
ステージ優勝を狙います！

ただ、ほぼ100%スプリントになると思うのですが、
60km地点にある 1.2km 斜度が15% という
レッドゾーンな上りが唯一の気掛かり。
そのあとの40kmは上りがあるものの斜度は緩く、
ラスト30kmはずーっと下り基調。
ということで、登坂でロキシーを集団の前で入れて、
ドロップしてもすぐ戻れるようにして、
残れれば、ロキシーで優勝を狙って、
残れなかったら仕方ない。
っていう、そんな感じでスタートしました。

ミーティングの内容は、今日も秘密です。。。

最初の上りまでは、ほぼ平坦で
何度か道が狭くなるところを含みつつ、
逃げも容認されずだったので
ずーっとハイスピードでレースは進みます。

予想以上に昨日のダメージがあるのか、スタート直後は、なんだか脚がダルダル。
あんまり集中できてないことを感じたので、
スイートスポット(自分が居やすい位置)に収まったまま、のらりくらり走っていたら、
チームカーを運転するマネージャーにそれがバレて、
名指しで「ちゃんと前に行け」って無線が入りました。。。
今日は最後と危険な上り以外は
私にオーダーはなかったので、スイートスポットにいようと思った私が甘かったです。

というわけで、チームメイトに近くで走るようにして、
とりあえず安全で前の方に。
逃げができていないのと、
道が狭くはないものの結構うねっていたので、
集団の前の方は終始、位置どりがナーバスでした。
押し込まれて、後ろに下がってしまう私を
シャーロットが2回も前までエスコートしてくれました。
せっかく脚を使って、連れていってくれてるので
絶対にちぎれない、ちぎれない、ちぎれない、
と心の中で唱えるのでした。

今日はどこのチームもスプリンターを
プロテクトという作戦だと思われるので
特に何も起こることなく、
上りの手前から激しい位置どりが始まりました。

チームメイトと一緒にいたのですが、
みんな考えてることは一緒で、
位置どりに失敗。。。
中盤くらいで、上りへ突入。

失敗したのは、仕方ない。とすぐに切り替える。
今ここで、後ろから脚を使ってでも1番前まで
「上がらなければならない」かどうかをサッと判断。
ここは今の位置から自分の上りやすいテンポで、
落ちてくるライダーを力を使わずにパスしていって上りのピークを通過。

KOMポイントだったので、前は、良いペースだったようですが、
私も30番手くらいで通過、意外に悪くなかったようです。
で、そのままプロトンで少しだけ回していたら、
他のチームの選手に、「Eri！！(一緒にローテして) 」って言われました。
もう名前呼ばれたら気づかないふりできなくて困るのですが、
ちょっと嬉しくもあります。

そのまま今日もくねくねの下りへ。
幸いにも道が広かったので、手前で少し動いて、
下りが上手そうな選手のすぐ番手について下りました。
同じ集団でも中切れが多発していて
特に下りが遅い私は、2、3番手について下るのが得策なのです。
もしちぎれても、うまい選手が中切れを埋めてくれるので、
そしたらまたその選手の番手につけばいいので。

で、無事に下りきったところで、
チームで集まって、ロキシーの位置を確認。
「彼女ちぎれちゃったけど、気にしないで前にいろ」って言われて
ロキシーが戻ってくるのを待ちました。

その間に、1人の逃げを許し、
プロトンも緩んだところで無事にロキシーも合流。
あとは下り基調で、ゴールまで30km。

この辺からやっと頭も目も位置どりも冴えてきた私。
もうとにかく、とにかく、プロトン内は、ナーバスで。。
この中で走ることも自体も大変なんですが、
更にチームメイトと集まって、スプリンターをプロテクトして、テイクケアしてって
本当に大変。ですが、これがワールドツアーなんだなって感じる瞬間の一つです。

で、ロキシーに近寄って、
“大丈夫？” って聞いたら、”うーん。。。” って。
“大丈夫！大丈夫！” と声をかけつつ
前まで引き上げるのに何度もみんなでトライ。
焦らず、みんなで代わる代わるタイミングを見計らって、お互いに前にあげて。
ようやく、前の方にあげれた時は、
もうラスト5km？うん？あと何キロ？ってところで、
もう集団は、今日1番のスピードとナーバス具合で。
もう私たちもばらばら。

今日のミッションは、ロキシーのステージ優勝。
この時点でシャラと私とロキシーしか残っておらず。。。
ラスト3kmのフラムルージュが見えたところで、
各チームのアシストが超にも程があるくらいハイペースで仕事し出します。
私もここしかない！と思って、
COME ON!!! ROX!! って叫んで、全力でロキシーを1番前まで。
付いてきているかを確認しながら、安全に。
安全に前方で位置どりできたのを確認して、
私は力尽きて、集団ゴール。

私がいなくなってからは、ロキシー1人でうまくやってくれて、
ステージ4位！！！

優勝とはいきませんでしたが、
ゴール後すぐに “Thank you, Good Job!!” って言ってくれて、
ホッとしました。
あとは、あの殺伐とするラスト3kmに仕事できて、
無事にゴールできたことにもホッとしました。