World Championship 2014 Ponferada SPAIN

Elite Women
race: 127,4km
result: 22th
20141008_2World Championship 2014 Ponferada SPAIN

まずは感謝を。
無事にスタートし、ゴールできました。
そして、次につながるレースができました。
サポート、応援、支えてくださるすべての皆さま、
有り難うございます。

日本から中継で応援してくださった皆さま、
とても嬉しかったです。ありがとうございます。

「全てはこの日のために」
私とコーチは、お互いにそれを合言葉に
今シーズン取り組んできました。

ご縁が切れそうになったことも、
たくさんぶつかったこともありましたが、
続けてこれたこと。これもご縁です。

そんな私たちにとって、世界選手権は、
年間を通してたくさんあるレースの中の1レースではなく、
年に1度の、この日のために、絶対失敗せずに、
結果をだすこと。
この最高の挑戦を楽しみました!

正直なところ、
レース中の展開や何が起こったか、
どういう走りを自分がしていたか、など
断片的にしか覚えていません。

武井コーチからのレース直前、最後の指示は、
「前の方に位置取りし、
流れに合わせて、自分の勘を頼りに、走りなさい。」
でした。
それ以外の細かい部分は、
現地入りしてからのトレーニングで、
一緒にコースを走り、全て指導して頂きました。

昨年のように最初の振い落しで、
集団から脱落しないように。
絶対に、絶対に、最後の最後まで、
この目で、レースを見て、力尽きるまで走ること。
そんな強い想いを胸に、
この日のためにかけてきた強い想いで、
走りました。

位置取り、走り方、危険回避、フィード、・・・
全てに細心の注意を払って、レースを運ぶ。
トラブルがなければ、最後まで残ることができる。
そのフィジカルを持っていることは、
大きな自信として、それを実際に証明するために。

レースにあたって、
コースの試走は、今年も入念に何周回も行いました。

レースの経験値を埋めるためにも、
レースのイメージを強く持つためにも、
私にはもっとも重要な準備です。
そんなに走らなくてもいいでしょと言われようとも、
私には行う必要がありました。

レース時間の午後には風向きや天気が変わったり、
少し道幅が狭くなっていたり、
落車が起きそうだったり、
レースと同じ周回数をこなすとどれくらいの負荷が最後にかかるのか、
など、得られることがたくさんあります。

自分にとって一番結果が出るような準備を、
妥協なく行って、
レースに臨みました。
そして、最後に何事もなく、レースを終えられますように。
と祈って、スタート。

予想通り、安全なポジションでの位置取りは、
とても難しく、なかなか上手く立ち回ることができませんでした。
それも想定内です。

どの選手も考えていることは同じで、
細い下りに入る前に、前に位置取りして、
街中のコーナーが連続する前にも、前に位置取りして、
フィードでちゃんととれるように、前に位置取りして、
ずっと集団内の動きは安定しませんでした。

焦らず、焦らず、流れに身を委ねて、
最後まで残るという最低限のミッションを達成するために、
レースを進めました。

昨年は全く見ることが出来なかった、
前の集団でのレース、選手の動き・走りを見ることが出来ました。

大きな成長と自分の可能性を、
身をもって感じました。

大きな落車にも巻き込まれず、トラブルもなく、
走ることができたのも、大きな要因です。

最後の最後で力負けした時、
今の自分の限界がここまでなのか、
という悔しさと、来年こそは!という強い想いを、
噛みしめながらゴールしました。

10位以内と
先頭集団でゴールする。という
今年の大きな目標は達成することが出来ませんでした。

昨年からの大きな成長と、
来年に向けたしっかりとした感触を掴めたことは確かです。

世界は大きく、強いことも
今年も痛感させられました。
そして、「全てはこの日のために」
来年も挑戦させて頂きます。
その幸せに感謝して、全てを糧にして、
世界選手権に来年も戻ってきます。

タイムトライアルは、10位以内で
リオオリンピックの個人枠が回ってきます。
大事な大事な1年になりそうです。
あと360日もありません。

もっと、もっと成長します!
そして與那嶺恵理の挑戦は続きます!

皆にとっての正解が、
私にとっての正解ではありません。
私にとっての正解が、
皆にとっての正解ではありません。

ひとつ言えること。
私と武井コーチの取り組みは、
私たちにとって、間違っていない。ということ。
楽しく、笑って、「結果を出す」

私たちの中にも、
考え方や取り組み方を、
大幅に変えなければならない時期、瞬間はたくさんあります。
その時期、瞬間を逃さず、ためらわず、
常にトライ&エラーを繰り返していきます。

間違えば、間違いを認め、謙虚に取り組む。
結果を出している人からは、
なぜ結果が出ているのかを学び、吸収し、
柔軟に自分を変えていける。
そんな姿勢を持ち続ければ、結果を出せる。

少しお休みを頂いて、
11月 アジア選手権MTB
12月 全日本選手権 CX
に向けて、リスタートします!

引き続き、応援よろしくお願い致します。
そして、私と武井コーチの挑戦を
皆様、ご一緒に楽しんで頂ければ、嬉しいです!

全てを力に変えて、
與那嶺恵理は進みます!

サクソバンクFX証券
與那嶺恵理

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