全日本選手権 ロードレース・個人タイムトライアル(リオオリンピック選考レース)in 伊豆大島

2016.06.25,26
全日本選手権 ロードレース・個人タイムトライアル(リオオリンピック選考レース)in 伊豆大島

全てに、全ての方に
伝えても伝えきれない感謝をこの場を借りて
お伝えさせて頂きます。
本当に、ありがとうございます。

goal

そして、全日本選手権。優勝。
2016年の最大の目標としていた
リオオリンピック出場権を獲得しました。

2016年、シーズンが始まり
思い返しても全てを思い出せないほどの
時間を過ごしました。
辛いこともありました。
嬉しいこともありました。
たくさんのチャンスや経験を頂き、挑戦しました。
失敗もしましたし、成功もしました。

ただ、それは私だけではなく
出場した選手全てがこの日のために
それぞれの日々を過ごして、努力をして、
たくさんの想いを抱えて、スタート地点に並んでいたと思います。

もちろん、緊張しました。
弱気にもなりました。少しの自信もありました。
だから、することは一つ。
勝っても負けても、自分の走りをすること。
勝てれば嬉しいし、
負けたとしても勝者を笑顔で称えようと。

春先からのアメリカでのレースは、
もちろん質の高いサーキットや強い選手に揉まれたこともありますが、
気持ちの面で、私を大きく成長させてくれました。

レースは、コーチと作戦を練りました。
ただあくまでそれは作戦で、
自分だけでなく他の選手の調子やレース展開によって
大きく左右されます。

今まで何度もコーチから教えてもらってたこと、
今まで失敗したこと成功したことを冷静に思い返して、
レースを運ぶことができました。
自分の身体と、自分の気持ちと、
ゆっくり対話する時間でした。

ただひとつ決めていたのは、最終回。
上り基調のゴールまでの約800m。
そこのボトムから全開でアタックすること。
イメージを作り、心の準備をして、
周回を重ねます。
そして、予想外の展開が起きたときに
絶対に対応できるように
一瞬たりとも気を抜かずに。

before goal

レース展開は、
各メディアに報道されている通りです。

私は、全日本選手権で優勝したことで
発表されていました選考基準に則り、
リオオリンピックの出場権を頂きました。

それが全てではないけれど、
全てをその日のために取り組んできました。
それは私だけでなく、
おそらく他の選手の皆さんも。

Respect for every riders
and don’t forget to appreciate.

報道にもありましたように
今回の選考において私はスポーツ仲裁所を使わせて頂きました。
自分のためでもありますが、
今後同じようなことが未来の選手に起きないように、
選考が明確に明白に開示されて行われるように、
その意味も込めて、
第三者に中立的な判断を求めました。

様々な意見があるかもしれませんが、
私は全日本選手権でロード、タイムトライアル共に勝ちました。
一年着用が許されるナショナルチャンピオンジャージを誇りに
また新しいスタートを切ります。

良い日もあります。
悪い日もあります。
上手くいくことも、上手くいかないことも。
それ含めて、私の人生です。

一緒に戦う人、共に歩む人が周りにいること
挑戦の機会をもらえることに感謝して、
次の挑戦に行ってきます!!

podium

そして、今日からイタリアです!
UCI World Tour Giro Rosa へ出場してきます!
10日間のステージレース。大きく成長してきます!

全てを力に変えて
與那嶺恵理は進みます!

Hagens Berman Supermint
Eri Yonamine

Comments are closed.