イタリア UCI ワールドツアー ジロ・ローザ / 6th stage

13606977_820840968051913_8267335714678600824_n

人生初のグルペット。

今日は今大会で一番きついコース。
何とか無事にゴールまで、落車なくたどり着きました。

6日目、もうコンディションが上がってるとか下がってるとか
自分でもよくわからない状態。

昨日の疲れでぐっすり眠れず、疲労感たっぷりの朝。
今日は山岳ステージ、昨日と同じくどこまでついていけるか、
耐えられるかだけしか考えられない。

今まで何度もステージレースを経験してきているが、
6日目だから、私も疲れていれば、みんな疲れているということは
ここでは通用しないというは薄々気づいてきている。

私は、というと
疲れと痛みで身体が悲鳴をあげている。

それでも、ステージレースに休むという選択肢はない。

13606538_820840954718581_2482356987143437510_n

今日は、スタートして10kmもしないうちに
一つ目の上りが始まる。

昨日と同じく前で位置どりをしたいところであったが、
先頭の選手が牽引するスピードに耐えられない。
そのまま位置を下げてしまい、上りに入る。

上り始めから、いつちぎれてもおかしくないスピードだ。

でもこれはまだ最初上り、ちぎれるわけにはいかない。

必死にくらいつき、なんとか集団の後ろの方で一つ目の山岳を通過。
ここですでに選手は半分以下に絞られている。

心の中で、今日、6日目ですよね?
とつぶやきながら、とにかくちぎれるわけにはいかないと下りに入る。

集団の後ろの方で、下りに入ったため
下り区間で中切れが起きていて、
前から遅れをとってしまった。

そのまま遅れたプロトンで2つ目の上り口あたりでようやく追いついたが、
もう全く余裕がなく、そのままレースが始まって約30km。
6日目は前のプロトンを見ることはありませんでした。

そのあとはまさにグルペット。

誰もアタックもすることもなく、淡々とゴールまで。

誰かが少しでもペースを上げようとすると
長いからやめろという選手がいたので
そういう空気が流れたまま、
何も起こらず、
初めてのグルペット体験。

そして、ゴール手前200mで
何気なくダンシングしたら、アタックすると思われたらしく、
ノージャポーネ!と怒られるということも初体験。

今日はいろんな意味で
初体験尽くしのレースでした。

そして、ヨーロッパサーキット。

トップの選手たちの走りをみて、
自分の力と2枚も3枚も違うことを痛感して、
見たい世界が遠すぎて、
どう言葉にすればいいかわからないのが
正直な感想です。

それでもレースは続きます!

明日はタイムトライアル。

おそらく、びっくりするほど
パワーが出ないことは想定済みですが
明日も心から挑戦を楽しんできます!

To be continued!!

13600098_820840974718579_1788164870834381167_n

イタリア UCI ワールドツアー ジロ・ローザ 第6ステージ
山岳ステージ 120km

ステージ 29位ゴール +22:44
総合GC 26位 +34:30

Comments are closed.