#Boel Ladies Tour / Stage 4


#Boels Ladies Tour Stage4 52th +0’08 / GC 78th +4’55

プロローグ、Stage2 、ITT
と3日間全てタイムトライアルになってしまった私。
からの4日目。今日は120km。

明日、明後日は、
結構厳しいコースなので、
今日が最後のバンチスプリントになるであろうと思われるステージでした。

実は、このレースが今シーズン、このチームでのラストレースです。
なので、スプリンターであるフランスのロキシーを
フォローする最後のレースになるかもと
少し感慨深い日でした。

そして、2日前のアグレッシブライダージャージを
昨日はITTだったので、なぜかそのままキープしたことになっていて、
今日も赤いジャージを着れることに。

ちょっと棚ぼた的でも、嬉しい単純な私。
そして、なぜかアグレッシブジャージなのに
めっちゃ人気ものみたいなってしまっていて、
プレゼンテーションでは、インタビューされるし、
おじちゃん達に名前覚えてもらってるし、
本当にヨーロッパでレースして
日本人で珍しいからとかじゃなくて、
純粋に認められるってことってこういうことだなと実感します。

プレゼンテーションのあとは、
私の住んでる地方テレビ局のLimburgTVが来てて、いろいろインタビューされて、
チームメイトに、Eriはスターだ!って茶化されました。

例えば、日本でUCIレースが開催されても、
海外からきた選手の名前を覚えてるコミッセールいるのかなって。
今回、逃げた時にタイム差を教えてくれたコミッセールなんて、
「Eri、1分30秒!」って名前で呼んでくれるし。
ポディウムでは、「Eriの発音はこれであってるか?」って聞いてくれるし。

厳しい世界だけど、
こういうことがあるから、心から頑張ろうと思えます。

前置きは長くなりましたが、
今日はスプリンターステージってことで
ロキシーのフォローを。
2日前は、ほぼ1人で走ってたんで、
あまり感じなかったのですが、
そうこれはオランダのレース。
道の真ん中の縁石?がめちゃくちゃ多いんですよね。
そこに100人くらいで一気に突っ込んで伸び縮みして、
いきなり曲がって、
いきなり細い道。

ロキシーに言われました、
Typical Dutch よって。
ですよねー。

というわけで今日も、
前の位置どりは心がけて。
なんども一列棒状になったり、ちょっと逃げができたり、
でも見えるところで、すぐ捕まりを繰り返し。

走ってる途中にサンウェブの選手に
今日は逃げないの?って話かけられたりしつつ、
無事にゴール地点のフィニッシュ周回に突入。

レース前から、
この周回は、めっちゃテクニカルだってインフォメーションはあったのですが、
知ってても前にいるのは本当に難しくて。
いつになったらできるようになるの?ってツッコミをいれつつ、
それでもロキシーを何とか前に連れて行っても、
また埋もれ、待ってってしてるうちに
私はもう脚がなくなってチキチキ状態。

しかも4回フィニッシュラインを通過する内の
2回目と3回目が、スプリントポイントだったので、全く集団は緩まないし
後ろに行ったら、前に行けるタイミングがもうありません。

ラスト2ラップまでは、サポートできたのですが、
ラストラップは、もう無理でした。。
ごめんよ、ロキシー。
と思いながら、後ろから頑張れーって念を送って(はい、全く意味ないですが)
最後まで近づけるところまで近づこうと思って、耐えたんですが
スプリンターの最後のパンチ力にはもう歯が立ちません。。。

しかし!
ロキシーは最後まで頑張って、3位!
今回レース、ステージ優勝者しかポディウムがないので、残念でしたが、
僅差の3位!
すごい、すごい!
ゴール後、めっちゃ悔しがってたのですが、
みんなでGoodJobって言って、良かった良かった。

レース後の帰りの車内で、
今日は全然最後までフォローできなくてごめんよ。って言ったら、
「Eriは、いっつもRoxy!Roxy!(私の言い方を真似して)って言って
フォローしてくれるから、信じてるから。
次のレースか、2年後か、いつ勝てるかわかんないけど
挑戦しつづけるよって」

何だか、そうやって言ってくれると
やっぱりもっと仕事しようと思います!

というわけで、明日はゴールの街が、
いつもトレーニングで通る街です!

レースで使う道は、そこまで土地勘がないので
わからないですが、
明日もしっかりレースを楽しみます!!

全てを力に変えて、
與那嶺恵理は進みます!

 

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