SUPER CROSS NOBEYAMA 2days UCI CX Race

Day1:2nd Day2:4th

Thank you nice race and cheering!

And, there were many things I need to learn!

Podium Shot!!

野辺山で行われた UCI シクロクロスレース 2days に行って参りました。

2年ぶり、2度目の野辺山シクロクロス。

レースはもちろん、イベントとして 非常に楽しみにしていました!

なぜなら、レースコース、出場選手、 会場の盛り上がり、雰囲気など 日本で最も質の高いレースだと感じているからです。 だからこそ、学ぶことが多い2日間になりました!

いいレースをさせて頂いて、気づきを頂けたのも 選手の皆さん、オーガナイザー、スタッフの皆様

そして、応援してくださった皆様のおかげです。

本当に感謝しています。 ありがとうございます!

Lisa選手、強かった!

Lisa選手、強かった!

レースコースは、 牧場内に作られており、泥と芝生基調。

フライオーバーという人工的に作られた階段セクションがあったりして、 レースペースで走ると非常に難しく設定されている というのが第一印象。

1日目は、比較的路面がドライでしたが、 2日目はより泥が柔らかく、少し難易度があがっているように 感じました。

様々な要素が組み込まれており、 国内のシクロクロスレースの中で 最も難しいコースだと思います。

そして、レースには招待選手として オーストラリアのシクロクロスチャンピオンである Lisa Jacobs 選手も来日していたので

国内レースでありながら、海外のトップ選手とレースをし、 海外のレベルを知ることもできる機会でした。

 

1日目は、コースも楽しんで走ることができ、 ミスはあったものの、冷静に落ちついてレースをすることができました。

しかし、Lisa選手にはスタート直後に離されてしまい、 そのままタイム差を縮めることもできず、

2位という結果になりました。

いいレースができたday1!!

いいレースができたday1!!

問題は、2日目。結果は、4位。 反省点がたくさん、学ぶこともたくさんあったレースでした。

2日目のレースに臨むにあたって、 最初にコーチとコミットしたことは、

「Lisa選手の走りを見られる位置でレースをすること」でした。

直前の試走では、前日よりも路面状況が泥っぽくなっていたり、 掘れているところがでてきていたり、

と苦手意識を持ったまま、ネガティブなイメージを残してしまいました。

それでも楽しむ気持ちは忘れずに、 今日の目標を達成するためにスタート地点に立ちました。

スタートループは悪くなかったのですが、 やはり試走でついた悪いイメージで 自分で見えない敵を作ってしまい、 思い切ったレースが全く出来ませんでした。

勝ちにいく、負けてもいいから出し切る、など レース中の展開や自分の状態を冷静に把握して、

判断、修正することが出来ませんでした。

最初の目標であるLisa選手についていくことができなかったのであれば

レース中に何をするべきなのかを理解することなく 本当に「ただ走るだけ」のレースにしてしまったこと、

これが大きな今回の反省点です。

学びの多いシクロクロス。

学びの多いシクロクロス。

「プロとして」走らせて頂いている以上、 順位が全て。一つでも順位を上げることがレースでの至上命題。

なんでシクロクロスやってるんだ? というそもそもの意味を思い出すことができました。

来シーズンのロードに向けた、オフシーズンの取り組み。

楽しむことを思い出すこと。

シクロクロスのレースシーンを肌で感じること。

など、自分の中ではたくさんのイメージがありました。

 

その中でも最も重要な意味は、 「来シーズンのロードに向けた取り組み」

 

勝っている間は、これでいいんだ。 という思考停止状態に陥っていました。

それに満足していました。

プロとして、 勝つこと、レースすること、楽しむこと、

このいずれも出来ていない現状を 受け入れ、理解し、しかしそれらをきちんとやり切ることがプロとしての私の仕事 だということを

改めて考え直す いい機会を与えていただけました。

笑顔の写真は肩の力が抜けてるなあ。

真剣勝負を楽しもう!!

勝っても負けてもいい。 頑張ればいい。

なんて、通用しません。 とコーチからの指導も頂きました。

 

「楽しむ」は、負けた時の 自分への言い訳にしてたんだ。

と、気付かされました。

 

レース後、特に負けたレースの反省会は、 耳を塞ぎたくなるようなことばかりです。

それでも私は自分と向き合い、 コーチは私の順位を一つでもあげるために、

真剣に「負け」と向き合わなければいけません。

ミスとかテクニックの話だけでなく、

なぜそういう選択をレースでしてしまったのか、 どういう状況でどういう理由でその判断をしたのか

という心理的な部分を言葉にして掘り起こします。

 

「プロとして」「プロとは」

これが今回のレースで得た私の中でのキーワード。

 

たくさんの気づきと学びに感謝して、来週の全日本選手権。

優勝を狙います。勝ちに行きます。

その為の取り組みを行います!

いい笑顔でゴールしよう!

いい笑顔でゴールしよう!

ロード、タイムトライアル、MTBそしてシクロクロス。

タイトルを狙う挑戦をさせて頂けること自体、 しようと思ってもできません。

それをさせて頂けることに感謝して、 挑戦を真剣に楽しみます!

 

全てを力に変えて 與那嶺恵理は進みます!

 

サクソバンクFX証券・YONEX所属

 

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